パフェ

フランス語のパルフェが由来だといわれている。
パルフェ(parfait)は英語のパーフェクト(perfect)と同じ「完璧な、完全な」という意味があり、完璧なデザートといった意味合いで名づけられた。

旬のフルーツがもりもり使われている高級志向のパフェ、お酒を飲んだ後の口直しを兼ねて食べる〆パフェ(特に北海道では主流らしい)、昔ながらの喫茶店のカラフルな王道パフェ。
定義って別にはっきりしていないから、器がどうであれ中身が何であれ作った人がパフェっていうならそれはパフェである。

ふとオーソドックスなパフェを食べてみたくなって、前々から気になっていた喫茶店に行ってみた。
ここはかなり昔からあるお店で喫煙可能。
階段を上がると、アンティーク調のソファや照明のシャンデリア、少し剥がれた壁紙が広がっていて昭和レトロをこれでもかと表現した感じ。
店員さんの制服がチェック柄のthe昭和という感じで素敵だった。
お目当てのパフェは3種類。私は勿論定番のフルーツパフェを注文した。
周りは仕事の打ち合わせをしている男性2人や、いかにも休憩がてら入ったカップル、提供された料理の写真を撮りまくっている女性達。
私は人間観察が大好きで、特に喫茶店やカフェはいつまでもいられてしまうくらい面白い。

そうこうしているうちにパフェが運ばれてきた。
うわぁぁ、これですこれ！デザートの王様と言っていいような見た目とこのさくらんぼ。
普段さくらんぼってあまり食べないからこそ、のっているとテンション上がる。
思っていたよりもフルーツの種類が沢山あって、クリームもりもり。
緑色のソースは多分メロン味かもしれないがあまりわからなかったのだが、笑
ちゃんと器の下までバニラアイスとコーンフレークがいい感じに入っていて最高だった。

パフェを食べてる時ってどんな大人も思わず微笑んでしまうような、子供に戻った気分で楽しめるよね。
何て可愛い食べ物なんだろう。

今回横のテーブルの人が頼んでとても気になったが時間的に頼むことができなかったものがあった。
私のリストに、クリームソーダ巡りが新たに加わったのであった。

あー、お腹空いた。

明日は何を食べようかな。

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