ある日、久々にあった知り合いから手土産として袋を渡された。
「えー、いいの!?そんな、大丈夫なのにー。ありがとうね。」
と、日本人特有の謙遜ムーブをかましつつ、
心の中ではあまりの嬉しさに全私が踊っていた。
帰ってきて袋から出してみるとびっくり。
箱が、まるで桃が入ったダンボールそっくりだった。(サイズは勿論小さいが)
『信玄桃』
聞いたことあるようで地味に違う名前。
心を弾ませながら開けてみると、桃にそっくりな見た目をした小さなお菓子が!
これはお饅頭らしく、中に白餡と桃の小さい角切りが入っていた。ふわっと桃の甘い香りがして、実の食感が良いアクセントになっている。
白餡の主張は控えめで、桃のすっきりとした甘さがあるから甘いのが苦手な人にも好まれやすいのではないか。(甘党の私は気付いたら3分の2を食べていた)
美味しい、そして可愛い。
自分じゃ手にしない物、各地のご当地食べ物等
思わず体験出来る手土産の文化ってとても素敵。
信玄桃をくれた彼女に負けないような、センス抜群のお返しを探しに地元のお店に行こうっと。
まだまだ食いしん坊の私でも知らない食べ物は世の中に無数とある。
一度きりの人生、美味しいものを後悔が無いように食していきたい。
明日は何を食べようかな。
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